弁護士には一番都合の悪いことも教えよう!(業務雑記)No.126

 どうも、札幌の弁護士の立花です。

 

 今日は、弁護士業務一般のお話です。

 

 

 

 皆さんは、弁護士に相談するとき、ちゃんと「ありのままの相談」できてますか?

 

 ぜひ、弁護士に相談するときは、「ありのままの事実」を教えて下さい!

 

 自分のことを話すとき、なかなか、自分に都合の悪い事実をいうのは、難しいです。

 

 私も都合の悪いことは、無意識的に隠してしまう・・・そういう経験がないわけではありません。

 

 ですが、法律相談のときは、むしろ、「自分にとって都合の悪いこと」こそ一番に弁護士に伝えてほしいのです。

 

 これは何故でしょうか。

 

 

 

 

 ズバリ、弁護士は、敗訴リスクを見たうえで、その対策を立てることこそが仕事だからです。

 

 弁護士的に良くあることとしては、訴訟まで行った際、「先生・・・実は・・・」などと不利益な事項を伝えられることです。

 

 このような場合、弁護士としては、「それ、事前に知っていれば、訴訟ではなく、交渉で終わらせていたんだよなあ・・・」と思うことは少なくありません。

 

 

 

 

 一方で、事前に依頼者から、「自分にとって都合の悪い事」を伝えられていれば、そのリスクをつぶす、回避する、事前に対策を立てるなど、様々な検討が可能です。

 

 すなわち、相談者様にとって「自分にとって都合の悪いこと」を弁護士に伝えることは、弁護士が詳細な検討を行うのに際して、不可欠なのです。

 

 

 

 

 ここで、皆さんは、「でも、法律相談時、弁護士に自分の都合の悪いことを伝えたら、何か不利益があるんじゃないの?」という疑問が生じるかと思います。

 

 しかしながら、弁護士には、「守秘義務」があります。

 

 これは、弁護士が職務によって知った秘密を原則、他人に漏らしてはならないという義務です。

 

 この義務によって、皆さんが、「自分にとって都合の悪いこと」を弁護士に相談しても、それによって不利益が生じることがないという制度が担保されています。

 

 そうすると、相談時、より緻密な回答を得るには、「自分にとって都合が悪いこと」を弁護士に相談するのがベストであるということになります。

 

 

 

 

 ぜひ、法律相談時には、「耳が痛い相談」をお待ちしております!

 

 

 

 

 弁護士 立花志功

2022年08月26日