どうも、札幌の弁護士の立花です。
今日は、弁護士業界についてのコラムです。
弁護士でない方は、ご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、「弁護士の数」は年々増え続けております。
その理由は単純で、大体毎年1500人弱の司法試験合格者が出る一方(合格者の大多数は弁護士になります)、弁護士をやめる人は多くないためです。
その一方で、弁護士の仕事の数は、激増しているわけではありません。
そうすると、どのようなことが起きるのかというと、弁護士の競争が激化することになります。
もちろん、立花志功法律事務所も競争の波に揉まれているわけですが・・・
さらに、最近は、東京に本点を置き、地方に支店を展開する事務所も増えています。
このような状況の中で、私が何とか依頼者様に選ばれるよう、意識していることは2つあります。
一つ目は、真に相談者様、依頼者様のことを考え、行動することです。
これはどういうことかというと、相談者様、依頼者様の利益を可能な限り追求するということです。
例えば、相談いただいた内容につき、弁護士に依頼するよりご相談者様自身が動いた方が、安くかつ早く済む場合などには、無理に弁護士として受任しないことがこれに当たります。
他には、依頼者様の相談を聞いた時、自分以外にもっと適任の弁護士がいる場合、無理に受任せず、セカンドオピニオンを勧めるなどもこれに当たります。
二つ目は、親しみやすい弁護士を目指しているという点もあげられます。
弁護士というと、よく言われるイメージとして、堅苦しい、難しそう・・・というものがあります。
しかしながら、相談者様、依頼者様は、弁護士に様々なことを話す必要があるのが通常です。
そういったとき、弁護士が難しい顔をしていれば、話したくても話せなくなってしまいます。
そういったことが無いように、私は、真剣にお話を聞きつつも、難しかったり、大事だったりするポイントは繰り返し説明したり、私自身の感情や感想を踏まえて話したりします。
このように、無味乾燥な法律の世界に少なくともアレルギーを持ってもらわないように気を付けています。
そのほかには、私は、電話のみならず、メールも使用するようにしています。
最近の若い方に特に多いのですが、電話自体が嫌いという人は多いです。
こういう方のために、気軽にコミュニケーションをとってもらえればと思い電話とメールのどちらでも対応できるようにしています。
要するに、私は、地場の弁護士として、機械的に事件を処理するのではなく、血の通った活動をしようと考えております。
以上申し上げたことが、現時点で完璧にできているとは思いませんが、いつも心の中では、目標にしております。
以上、今日は、私が札幌という一地方の一弁護士として意識していることに関するコラムでした。