どうも、札幌の弁護士の立花です。
今日は、しょうもない雑記コラムです。
昨日、インターネット記事を読んでいると、官僚(国家公務員総合職試験)の人気が低下しているという記事を見つけました。
実は、私、弁護士になる試験である司法試験とは別に、国家公務員総合職試験に合格したことがあります。
ただ、結局、官僚にはならず、弁護士になりました。
その理由としては、組織の中で働く自分がイメージできなかったからと、到底ついていく自信がなかったからです。
記事によると、官僚の仕事は激務で大変であり、学生人気も下がってきているとのこと。
これは、時代の流れを考えればしょうがないのかもしれません。
今、学生に人気のある就職先と言えば、コンサルタントや商社、大手有名企業など、「ペイナウ」(後加重ではなく、今すぐ、高い給料がもらえる仕事)な仕事かと思います。
やはり、終身雇用制度が崩壊してきており、役職がついて年収が上がるというより、今すぐ、お金をたくさん貰える方がまだ安泰という考え方は理解できます。
でも、日本の官僚は、日本の舵取りを実質的に行う機関・・・そうすると、官僚に優秀な方々を配置しないと、なかなか日本はうまくいかないのではないか・・・私はそう考えています。
これから、日本の国力は、人口減少と一緒に下がっていくかと思います。
その時、国家の中枢たる官僚組織が妥協の産物になっていくと、ますます国家の衰退に拍車がかかってしまうのではないか・・・そう思わざるを得ません。
かといって、若者に「官僚になれ。」などと口が裂けても言えません。
かなり激務だからです。公のために個を犠牲にする側面もあります。
一方で、かつて「なれば安泰」と言われていた、弁護士の仕事も弁護士人口の増加で必ずしも安泰といえるような仕事でもなくなっております。
なんだか取り留めのない話になってしまいましたが、ぜひ、学生さんには、どんな仕事であっても、日本の衰退を止めてくれるような仕事をしていただきたいです(どんな仕事であってもです)。
私は、目の前の一人ひとりに助力することでいっぱいいっぱいです笑
以上、今日は、他力本願なしょうもないコラムでした。