後遺障害を見据える際は初期段階からご相談いただいた方が良い理由(交通事故)No.132

どうも、札幌の弁護士の立花です。

 

今日は、交通事故のコラムです。

 

 

 

交通事故のご相談の方で、治療終了直前あるいは、治療が終了した時点で後遺障害を申請したいとご相談を受ける方は、少なくありません。

 

しかしながら話を聞いてみると、これでは到底後遺障害は認められないという方が少なくありません。

 

 

 

例としては、通院期間が全く足りない事案や整形外科にほぼ行っていない事案、必要な画像が撮影されていない事案などが良くあります。

 

このうち、ご相談後に対応できるものもありますが、治療終了後では、もはやどうすることもできないものも少なくありません...

 

事故直後に相談いただいていれば、もっと上手く対応できたのになぁともどかしい思いに駆られることも多いです。

 

 

 

交通事故事件は、知っていれば問題ないにも関わらず、知らなければ損をする事項もあります。

 

そういった、交通事故の自己責任を減らすためには、交通事故の初期段階でまずはご相談いただき、方針を知っておくべきと考えます。

 

後遺障害が残る方には、交通事故当初には、まさかこんな治療が長引くとは思いませんでしたとおっしゃる方が大変多いです。

 

 

ぜひ、交通事故に遭われた方は方針確定の意味でも直ぐにご相談を!

 

 

 

以上、後遺障害を見据える際は、初期段階から相談をした方が良いというコラムでした。

 

 

 

 

 弁護士 立花志功

2022年09月05日