相手方からの賠償提示額に納得がいかない場合の対処法~弁護士費用特約が無い場合~(交通事故)No.157

 どうも、札幌の弁護士の立花です。

 

 今日は、交通事故についてのコラムです。

 

 

 

 交通事故で相手方より示談金の提示がなされたけど、その金額に納得がいかない・・・こういった場合の対処方法に関するコラムです。

 

 まず、一番最初に検討すべきことは、弁護士費用特約がご自身についているかでしょう。

 

 これがあれば、正直言って、弁護士に依頼してしまうのが一番早いです(もちろん、事案にもよります)。

 

 

 

 一方で、今日は弁護士費用特約が無い方がどうすればよいかをお教えします。

 

 まず、保険会社にご自身で粘りの交渉をすることが考えられます。

 

 保険会社が一番最初に提示する案は、実は本人の任意交渉によって増額する余地が残されている案であることが少なくありません。

 

 それゆえ、しっかり交渉することで、本人交渉であっても、増額することが無いとは言えません。

 

 

 

 次に検討すべきなのは、紛争処理センターの活用かと思います。

 

 これは、中立公平な機関として、交通事故被害者と相手方保険会社の示談を斡旋してくれる機関です。

 

 利用料も特にかかりませんし、無料相談もできます。弁護士費用をかけたくない方にはお勧めの示談金増額方法かと思います。

 

 その他、本人訴訟を行うという手段もあります。

 

 もっとも、訴訟に関しては、法的なスキルが無いと難易度が高く、時間と意欲のある方向きかなと思います。

 

 

 

 

 最後に、弁護士費用がかかってしまっても、弁護士に依頼するという方法もあります。

 

 弁護士によっては、着手金がかからない弁護士や成果報酬の弁護士もおり(当所も示談金の増額交渉では原則的に着手金はなし)、弁護士費用が掛かったとしても、結果的には弁護士に依頼した方がトータルで受け取ることのできる金額が高くなることもあり得ます。

 

 このように、弁護士費用特約が無いからといって、諦める必要はなく、少しでも納得のいく示談ができるよう様々な方法を検討してはいかがでしょうか。

 

 

 

 以上、今日は、交通事故の賠償金を増額させる方法に関するコラムでした。

 

 

 

 弁護士 立花志功

2022年10月17日