女神の教室〜リーガル青春白書〜を観て(雑記)No188

 どうも、札幌の弁護士の立花です。

 

 皆さん、ドラマ、観てますか?

 

 

 

 先日より、「女神の教室〜リーガル青春白書〜」というドラマが始まりましたね。

 

 このドラマは、ロースクール生が一人前の法曹を目指していくというドラマです。

 

 このドラマ、結構面白かったです。

 

 

 

 一番印象に残っているのは、司法試験に合格できなければ全て意味がないといって、学生が実務家教員の話を無視していたところです。

 

 これ、理解できます(笑)

 

 私もロースクール生だったとき、実務家の先生方の話はあんまり聞いていませんでした(笑)

 

 やはり、ロースクール生にとって、試験に合格した「後」の話は、二の次で、一番の関心事は、試験に合格「する」ことです(合格しないと実務家になれないからです)。

 

 そういう意味で、このドラマは、ロースクール生の葛藤をよく表現しているなあと思いました。

 

 

 

 

 しかしながら、一応実務家の端くれになった今であれば、実務家教員の先生方のおっしゃっていたことは、大変役に立っており、ロースクールで学んだことは無駄ではなかったと感じます。

 

 あと、気になった点としては、試験合格以外見えていない女性の役の方です。

 

 試験合格を本気で目指すとあれくらい「ツンケン」しますが、あれはやりすぎです。

 

 この仕事について思うのは、弁護士は、バランス感覚も結構大事です。

 

 というより、コミュニケーションの仕事なので、一番大事といっても過言ではありません。

 

 

 

 そういう意味では、あの「ツンケン」したロースクール生も一皮むける必要があるのでは・・・と思いましたし、そういった成長をドラマの中で描いてくれるのではと期待しています。

 

 ぜひ、みなさんもこんな世界もあるのかという思いを馳せて、「女神の教室〜リーガル青春白書〜」を観ていただけたらとおもいます。

 

 以上、本日は、新ドラマについてのコラムでした。

 

 

 

 弁護士 立花志功

2023年01月11日