どうも、札幌の弁護士の立花です。
今日は、全くの雑談回です(興味のある方のみどうぞ)。
先日、youtubeにて、河野玄斗さん(東大理三 司法試験合格 頭脳王の方)が、わずか半年間の勉強で、公認会計士の短答式試験の合格点に達した動画がアップロードされていました。
端的にいって、凄すぎます。
何を隠そう、この私、2019年より、簿記及び公認会計士試験の勉強を「趣味」で開始しており、昨年度の公認会計士試験を受験しております。
そして、落選しております・・・(今年もスケジュールの都合が許せば受験予定です)
それゆえ、公認会計士試験の難しさは、ある程度理解しているつもりです。
なので、今回の動画には、大変驚かされました。
ただ、思い返してみると、このような「天才」に追い抜かれるという経験は、今回が初めてではないことに気づきます。
高校受験、大学受験、予備試験、司法試験、修習とあまた自分よりも「ポテンシャル」が圧倒的に高い人々に出会い、そして、彼らがずば抜けた結果を残す一方で、その後方を離されながらなんとか走り続けたのが当方です。
彼らのポテンシャルはすさまじく、「ウサギと亀」の寓話なら、「走り続けるウサギ」が彼らなのです。
野球で言えば、ポテンシャルで150キロを投げる投手が彼らであり、私のような凡夫は、練習しても130キロ代の速球しか放れないのです。
では、彼らのような「天才」を見た私のような凡夫は、どうすればよいのでしょうか。少しでも、「天才」の領域に近づく方法はないのでしょうか。
私の中での解決策は、2つしかない・・・と考えています(私は、本物の天才たちを前に劣等感に苛まれて生きてきました笑)。
一つ目は、彼らのような「ウサギ」が、その競技に対し、興味を失うことを待つことです。
天才は、そのジャンルにしがみつかなくとも、様々な分野で結果を残すことが可能です。
そうすると、一般の人が苦労して手に入れた結果を簡単に手放すことができる傾向にあることが多い気がします。
一方で、私のような凡夫は、興味の幅が狭い事が多いので、努力さえすれば、特定のジャンルの継続が可能です。
こうやって、時の経過によって、「ウサギ」が努力をやめた地点にまでは、「亀」であっても到達することができる(可能性がある)のです。
稀に、「ウサギ」であっても、特定のジャンルに特化し、努力することができるタイプがいますが、これは、まさに、歴史を変える人であり、賞賛するしかありません。
二つ目の対応方法として、ポテンシャルではない部分を磨くという方法が考えられます。
野球選手などのスポーツ選手は基本的には、フィジカルエリートであり、ポテンシャルが高い選手が集まっております。
しかしながら、ごくまれにフィジカルエリートではなくても、技術を最大限磨くことで、フィジカルエリート達以上の活躍を見せる選手が現れます。
このように、創意や工夫によって、ポテンシャルの部分を補うという方法が考えられます。
人間力だったり、コミュニケーション能力だったり、様々かとは思いますが、こういった最初から決まらない能力で勝負をかけるということも対応策の一つかと思います。
以上、上記2つが、凡夫が天才に追いつくため、私が考えた対応方法です。
最近は、比べることは良い事じゃない、みんな違ってみんないい、2位じゃだめなんですか・・・等の他者との比較を悪とする風潮があるような気がします。
もちろん、人間そのものに優劣など一切ありません。生き方にも正解はありません。
しかしながら、この資本主義経済の中、「優れたもの」に対し、差異を認識し、追いつこうと努力することは、どう考えても必要なことであり、悪とは言えないのではないでしょうか。
今日は、しょうもない雑談回でした。